本記事では、OceanBase Cloudの運用形態と主な利用シーンについて紹介します。OceanBase Cloudは、DBaaSモードに対応しています。
DBaaSモード
DBaaSモードでは、OceanBase Cloudコンソールから直接サービスを購入できます。基盤となるクラウドリソースからデータベースサービスまでを一体的に提供するため、利用者がクラウドインフラを個別に管理・保守する必要はありません。これにより、データベースの導入や運用をよりシンプルに進められます。
適用シナリオ
マルチクラウド環境におけるデータとインフラの一元管理
事業部門ごとに異なる要件があることから、多くの企業では複数のクラウド基盤にまたがってシステムを展開しています。クラウドベンダーごとにインターフェースやアーキテクチャ、提供サービスの形態が異なるため、特に複数の業務間でデータ共有や連携が必要な場合は、クラウドをまたいだデータとデータ基盤の一元管理が重要になります。OceanBase Cloudは、基盤となるクラウドインフラの違いを吸収し、複数クラウドに分散したデータベースの統合管理を実現します。
HTAP機能と柔軟な構成、高いコストパフォーマンスによる運用効率化
OceanBaseのHTAP機能は、1つのクラスタ内でトランザクション処理(TP)と分析処理(AP)を同時に実行できるため、計算資源やストレージにかかるコストを大幅に抑えられます。加えて、OceanBase Cloudは最小8コアCPU・16GiBメモリから利用できる柔軟なリソース構成を備えており、中小企業でも導入しやすい点が特長です。これにより、変化の大きい事業環境においても、効率的なシステム運用を支えます。
MySQLとの高い互換性を生かした迅速なクラウド移行
OceanBaseはMySQL 5.7と高い互換性を備えており、既存のMySQLベースのシステムを大きく作り替えることなく、少ないコード修正でOceanBase Cloudへ移行できます。そのため、業務への影響を抑えながら、クラウド移行をスピーディーに進めることが可能です。