RUN_INSPECTIONは、現在のテナントに対してRoot Serviceの自己検査を手動で1回実行し、内部メタデータの一貫性を検証するために使用されます。チェック内容は以下の情報です:
- システム統計情報(sys_stat)の整合性
- システムパラメータ(sys_param)の整合性
- システムテーブルスキーマの一貫性
- データバージョン(data_version)の正確性
使用制限と注意事項
システムテナントとユーザーテナントは、自身のテナントに対してRoot Serviceの自己検査を1回実行できます。
構文
DBMS_SCHEMA.RUN_INSPECTION();
使用方法
システムには、Root Serviceの自己検査を定期的に実行するためのスケジュールタスクSCHEDULED_RUN_INSPECTIONが組み込まれており、デフォルトの間隔は1500秒です。スケジュールタスクの実行間隔はDBMS_SCHEDULER.SET_ATTRIBUTEサブプログラムのrepeat_interval属性で設定できます。例えば、スケジュールタスクSCHEDULED_RUN_INSPECTIONの実行間隔を30分に変更します:
obclient(sys@oracle001)[SYS]> CALL DBMS_SCHEDULER.SET_ATTRIBUTE('SCHEDULED_RUN_INSPECTION', 'repeat_interval', 'FREQ=SECONDLY; INTERVAL=1800');
スケジュールタスクの実行時間に達する前に、ユーザーは手動でDBMS_SCHEMA.RUN_INSPECTION()サブプログラムを呼び出して、Root Serviceの自己検査を迅速に1回実行できます。
例
ユーザーテナントが自身のテナントに対してRoot Serviceの自己検査を1回実行します。
obclient(sys@oracle001)[SYS]> CALL DBMS_SCHEMA.RUN_INSPECTION();