説明
このステートメントは、テナントのプライマリ/スタンバイロール切り替えコマンドであり、プライマリテナントをスタンバイテナントへ無損失で切り替えたり、スタンバイテナントをプライマリテナントに切り替えたりすることができます。
構文
ALTER SYSTEM SWITCHOVER TO {STANDBY | PRIMARY}
[TENANT tenant_name]
[VERIFY [NOWAIT]];
説明
- システムテナントがこのコマンドを実行する場合は、
TENANT tenant_nameパラメータを指定する必要があります。 - 通常のテナントは、自身に対してのみこのコマンドを実行できます。
構文の説明
フィールド |
説明 |
|---|---|
| STANDBY | プライマリテナントをスタンバイテナントへ無損失で切り替えます。 |
| PRIMARY | スタンバイテナントをプライマリテナントに切り替えます。 |
| tenant_name | プライマリ/スタンバイテナント名を指定します。 |
| VERIFY | オプションです。このパラメータを使用すると、SWITCHOVER コマンドの実行に必要な前提条件が満たされているかどうかを確認するための事前検証を行います。
注意
|
| NOWAIT | オプションです。VERIFY時に待機せず、条件に合致しない項目が見つかった場合には即座にエラーを返します。
説明V4.4.2バージョンでは、このパラメータはV4.4.2 BP2バージョンからサポートされています。 |
例
プライマリテナントに対してプライマリ→スタンバイ切り替えコマンドを実行し、テナントをスタンバイテナント
tenant1に変更します。また、プライマリテナントがスタンバイテナントに切り替わり、TENANT_ROLEがSTANDBY、SWITCHOVER_STATUSがNORMALに変わったことを確認します。obclient> ALTER SYSTEM SWITCHOVER TO STANDBY TENANT tenant1; Query OK, 0 rows affected obclient> SELECT TENANT_NAME,TENANT_TYPE,TENANT_ROLE,SWITCHOVER_STATUS FROM DBA_OB_TENANTS WHERE TENANT_NAME='tenant1'; +---------------------+-------------+-------------+-------------------+ | TENANT_NAME | TENANT_TYPE | TENANT_ROLE | SWITCHOVER_STATUS | +---------------------+-------------+-------------+-------------------+ | t1 | USER | STANDBY | NORMAL | +---------------------+-------------+-------------+-------------------+ 1 row in setプライマリテナント内で、プライマリ→スタンバイ切り替えを行う前に、プレチェックを実行してスタンバイテナントが
SWITCHOVERコマンドの実行に必要な前提条件を満たしているか確認し、条件に合致しない項目がある場合は即座にエラーを返すよう指定します。obclient> ALTER SYSTEM SWITCHOVER TO STANDBY VERIFY NOWAIT;
関連ドキュメント
SWITCHOVER コマンドの使用方法の詳細については、Switchoverを参照してください。