OceanBaseクラスタのテナントロールには、プライマリテナント(PRIMARY)とスタンバイテナント(STANDBY)の2種類があります。通常、新規作成されるテナントはプライマリテナントとなり、物理スタンバイデータベースを使用する場合に作成されるテナントはスタンバイテナントとなります。
SwitchoverおよびFailover操作を通じて、テナントロールを動的に変更できます。
Switchover
Switchover操作は、ユーザーが計画的にテナントロールを変更する場合に実行します。Switchover操作後、プライマリテナントと対応するスタンバイテナントがテナントロールを交換し、データは一切損失せず、RPO = 0となります。実行時間は通常、数秒です。
Failover
Failover操作は、通常、プライマリテナントに回復不能な障害が発生した場合に実行される切り替え処理です。Failover操作後、対応するスタンバイテナントのロールはPRIMARYに変わります。同時に、プライマリテナントの障害発生前から正常に同期されていたスタンバイテナントに対してFailover操作を実行した場合、一般的に数十ミリ秒のデータ損失が発生し、実行時間は通常、数秒です。