説明
- この構成パラメータは、V4.0.0バージョンからシステム変数から構成パラメータに調整されました。
- この構成パラメータは、V2.1バージョンからシステム変数として導入されました。
機能の概要
undo_retentionは、システムが保持すべきマルチバージョンデータの範囲を設定し、ダンプ時のマルチバージョンデータの回収を制御します。
権限要件
パラメータの確認
sysテナントとすべてのユーザーテナントはSHOW PARAMETERSステートメント、またはGV$OB_PARAMETERSビューを使用してこのパラメータを確認できます。パラメータの変更
sysテナントとユーザーテナントはこの構成パラメータを変更できます。
プロパティの説明
プロパティ |
説明 |
|---|---|
| パラメータタイプ | Int |
| デフォルト値 | 1800、単位は秒 |
| 値の範囲 | [0, 4294967295] |
| 変更は可能か | はい。ALTER SYSTEM SETステートメントを使用して変更できます。 |
| OBServerノードの再起動が必要か | 不要です。設定は即時に反映されます。 |
使用方法
OceanBaseデータベースのダンプデータは、複数バージョンの履歴データ行を保持します。undo_retentionを使用して、ダンプ時に保持するマルチバージョンデータの範囲を制御できます。
具体的には:
undo_retentionの値が0の場合、マルチバージョンダンプは有効ではないことを意味し、ダンプファイルには現在の最新バージョンの行データのみが保持されます。undo_retentionの値が0より大きい場合、マルチバージョンダンプが有効であり、その期間(単位:秒)内のマルチバージョン行データがダンプファイルに保持されます。注意
テナントでマルチバージョンダンプが有効になっている場合、メジャーコンパクションでは対応する増分ダンプファイルが保持されますが、Major SSTableにはマルチバージョンデータは格納されません。このパラメータを過度に設定しないことを推奨します。設定が高すぎると、保持されるSSTableの数が上限を超える可能性があるためです。
設定例
システムが保持すべきマルチバージョンデータの範囲を1800秒に設定します。
obclient> ALTER SYSTEM SET undo_retention=1800;