説明
この構成パラメータは、V4.2.0バージョンから導入されました。
機能の概要
standby_db_preferred_upstream_log_regionは、物理スタンバイデータベースシナリオにおいて、スタンバイテナントが上流ログを同期する優先Regionを設定します。
権限要件
パラメータの確認
sysテナントとすべてのユーザーテナントはSHOW PARAMETERSステートメント、またはGV$OB_PARAMETERSビューを使用してこのパラメータを確認できます。パラメータの変更
sysテナントとユーザーテナントはこの構成パラメータを変更できます。
プロパティの説明
プロパティ |
説明 |
|---|---|
| パラメータタイプ | String |
| デフォルト値 | デフォルト値は""で、スタンバイテナントの同期ログ方式がデフォルトポリシーでマシンを選択しログを取得することを示します |
| 値の範囲 | OceanBaseクラスタ内のRegionの取り得る値 |
| 変更は可能か | はい。ALTER SYSTEM SETステートメントを使用して変更できます。 |
| OBServerノードの再起動が必要か | 不要です。設定は即時に反映されます。 |
使用方法
パラメータ
standby_db_preferred_upstream_log_regionを設定することで、スタンバイテナントが上流ログを同期するRegionを指定します。これにより、スタンバイテナントは優先的にそのRegionが存在するマシンでログを同期します。同時に、高可用性を実現するため、スタンバイテナントが指定されたRegionのすべてのマシンでログを取得できない場合、システムは一定のポリシーに従って他のRegionに切り替えてログを同期し、一定期間後に再度構成パラメータで指定されたRegionに切り替えてログ同期を続行します。この構成パラメータは動的な調整をサポートしており、スタンバイテナントがログ同期の指定Regionに変更があったことを検出すると、システムはリアルタイムで優先順位を調整し、マシンの切り替えを完了します。
設定例
スタンバイテナントが存在するクラスタの
sysテナントで、スタンバイテナントのログ同期の優先Regionを設定します。obclient> ALTER SYSTEM SET standby_db_preferred_upstream_log_region='BEIJING' tenant = 'restore_mysql_tenant';スタンバイテナントが自身のログ同期の優先Regionを設定します。
obclient> ALTER SYSTEM SET standby_db_preferred_upstream_log_region='BEIJING';