OceanBaseデータベースは、ダイレクトロード(Bypass Import) をサポートしており、効率的なデータ挿入が可能です。その核心は、SQL解析層をバイパスし、基盤となるデータファイル上に直接領域を割り当ててデータを書き込むことにあります。この機能は、OceanBaseの分散アーキテクチャとAP能力(Analytical Processing、分析処理)を最大限に活用し、データの一貫性と高可用性を保証しつつ、バッチデータインポートのスループットと効率を大幅に向上させます。
ダイレクトロードの2つのモード
フルダイレクトロード(Full Bypass Import)
- 適用シナリオ:データベースの初期化、データ移行、または大量のデータを迅速に読み込む必要がある場合に使用します。
- AP能力の利点:OceanBaseの自動パーティショニングメカニズムは、パーティションキーに基づいてデータを均等に分散し、ホットスポットを回避します。
増分ダイレクトロード(Incremental Bypass Import)
- 適用シナリオ:大規模なリアルタイムデータ収集、ログ書き込みなど、高スループットのデータ書き込みシナリオに使用します。
- AP能力の利点:新しいノードが追加されると、OceanBaseは自動的にロードバランシングを行い、データシャーディングの分布を動的に調整します。