この記事では、主にデータバックアップのアーキテクチャとバックアップファイルのストレージメカニズムについて説明します。
データバックアップのアーキテクチャ
データバックアップでは、優先的にフォロワー(follower)コピーを使用してバックアップを行います。データバックアップのアーキテクチャは以下の図のとおりです。
データバックアップファイルのストレージメカニズム
データバックアップのシナリオにおいて、ネイティブNFSプロトコルは大量の小さなファイル(例えば、数千万規模の2MBファイル)を処理する際のパフォーマンスが低いため、OceanBaseデータベースはV4.xバージョンでデータ集約ストレージメカニズムを導入しました。これは、各バックアップユニット(backup item)をまとめて保存することで、ファイル数を削減する仕組みです。バックアップユニットには、SSTableメタデータ、Tabletメタデータ、マクロブロックオブジェクトの3種類のデータが含まれます。デフォルトでは1バッチあたり2048個のバックアップユニット(1ユニット最大2MB)を集約します。1回あたりに集約されるバックアップユニットの数(backup_data_file_size/2MB)は、テナントレベルの構成パラメータbackup_data_file_sizeで調整可能です。また、メタデータとマクロブロックのサイズに差があるため、最終的に生成される集約ファイルのサイズはそれぞれ異なります。