OceanBaseデータベース(OceanBase Database)は、企業向けに完全自社開発されたネイティブ分散データベースです。一般的なハードウェア上でも、金融業界が求める高可用性を実現します。業界初の「3リージョン・5データセンター」構成アーキテクチャにより、都市レベルでの自動ディザスタリカバリを損失なく実現し、TPC-Cベンチマークで新記録を達成しました。単一クラスタで1,500ノードを超える規模にも対応可能で、クラウドネイティブ、強い整合性、そしてOracleやMySQLとの高い互換性を誇ります。
コア特長
高可用性
独自の「3リージョン・5データセンター」アーキテクチャにより、データゼロ損失を前提とした新たなディザスタリカバリ基準を確立。データセンターは、同じ都市内に複数設置したり、異なる地域に分散させたりと、柔軟に配置できます。複数のリージョンでのデータセンターを同時に稼働する「アクティブ/アクティブ構成」(multi-region active/active)も採用できます。これにより、RPO=0、RTO<8秒という高水準の目標を達成し、災害発生時にもデータを完全に保護します。
高い互換性
OracleやMySQLと高い互換性を持っています。ほとんどの機能に加え、手続き型言語 (PL) やトリガーなどの高度なデータベース機能にも対応しています。自動移行ツールを通じて、マイグレーション・アセスメント(migration assesment、移行評価)と逆同期機能を提供し、移行の安全性を確保。金融、政府機関、通信事業者といった主要産業における基幹システムも、安心して移行できます。
スケールアウト
透過的なスケールアウトを実現しています。ビジネス規模に合わせた迅速なスケールアウト・スケールインをサポートするとともに、「準メモリ処理レベル」のアーキテクチャにより高いパフォーマンスを確保します。数千を超えるクラスタノードや、最大3PBを超えるデータ量を持つシングルクラスタ、さらには最大数兆行に達す単一テーブルにも対応可能です。
低コスト
LSM-Treeベースの高圧縮率ストレージエンジンにより、ストレージコストを70~90%削減します。マルチテナントをネイティブにサポートすることで、同一クラスタで複数の独立したビジネスにサービスを提供可能です。テナント間のデータは分離されることで、デプロイおよび運用保守のコストを削減します。
リアルタイムHTAP
「同一データ、同一エンジン」に基づき、オンライントランザクション処理とオンライン分析処理という2つのシナリオを同時にサポートします。複数のレプリカをさまざまな形式でストレージすることで、「同一データ」を異なるワークロードに活用可能にし、データの一貫性を根本的に確保します。
セキュリティと高い信頼性
2010年からゼロから自社開発を開始し、コードレベルの制御が可能です。独自開発のアーキテクチャは、集中型と分散型アーキテクチャの統合を実現しています。長年にわたり、大規模金融コアシナリオでの信頼性が検証されています。包括的なロールベースのアクセス制御(RBAC)システムを備え、ストレージや通信プロセスはすべて透過的に暗号化されます。
OceanBaseデータベースをより詳しく知る
以下の内容を通じて、さらに深くご理解いただけます: