説明
データバックアップの前に、元のテナントで透過的暗号化が設定されている場合は、ALTER SYSTEM BACKUP KEY ステートメントを使用してソーステナントのバックアップキーを作成する必要があります。
制限事項と注意点
バックアップキーを作成した後、データを復旧する前にソーステナントで再度キーのローリングが発生した場合は、ソーステナントのキーを再バックアップする必要があります。
権限要件
sys テナントの root ユーザー (root@sys) または各テナントの管理者ユーザーが実行する必要があります。その中で:
- MySQLモードのデフォルト管理者ユーザーは
rootユーザーです。 - Oracleモードのデフォルト管理者ユーザーは
SYSユーザーです。
構文
ALTER SYSTEM BACKUP KEY [TENANT [=] {tenant_name[, tenant_name]...}] TO 'backup_key_path' [ENCRYPTED BY 'password'];
パラメータの説明
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
| tenant_name | システムテナントがバックアップ対象の秘密鍵を持つテナント名を指定します。複数のテナント名を同時に指定でき、異なるテナント名は英語のカンマ(,)で区切ります。システムテナントがテナントを指定しない場合、バックアップクラスタ内のすべてのユーザーテナントの秘密鍵をバックアップすることを意味します。
注意このコマンドを実行する際、 |
| backup_key_path | 秘密鍵のバックアップ先パスを指定します。このパスはユーザーが自由に設定でき、データバックアップやログアーカイブのパスと重複してはなりません。 |
| password | 秘密鍵のバックアップパスの暗号化パスワードを指定します。指定しない場合、デフォルトではバックアップパスは暗号化されません。 |
例
システムテナントは
システムテナントはテナント
mysql_tenantのキーをfile:///data_backup_dest/keyパスにバックアップし、暗号化パスワードを設定します。obclient [oceanbase]> ALTER SYSTEM BACKUP KEY TENANT = mysql_tenant TO 'file:///data_backup_dest/key' ENCRYPTED BY '******';テナント
mysql_tenantは自身のキーをfile:///data_backup_dest/keyパスにバックアップします。obclient [oceanbase]> ALTER SYSTEM BACKUP KEY TO 'file:///data_backup_dest/key';