OceanBaseデータベースはネイティブな分散型データベースシステムであり、障害の根本原因分析は通常かなり煩雑です。これは、マシン環境、構成パラメータ、実行負荷など、多くの要因が関与するためです。専門家が問題を調査する際には、障害を分析するために大量の情報を取得する必要があります。このような障害シナリオにおいて、各ノードに分散している情報を効率的に収集・分析する方法こそが、obdiag(OceanBase Diagnostic Toolkit、すなわちOceanBase敏捷診断ツール)が解決すべき課題です。obdiagのコードは完全にオープンソースであり、GitHubコードリポジトリから入手できます。
obdiagとは
obdiagは、OceanBaseデータベース向けのコマンドラインベースの診断ツールです。現在の機能としては、OceanBaseデータベースのログ、SQL監査、プロセススタックなどの情報をスキャン・収集・分析する機能が含まれています。また、OceanBaseクラスタのさまざまなデプロイモード(OCP、obd、またはユーザーがドキュメントに従って手動でデプロイ)においても、ワンクリックで実行し、診断情報の収集と分析を完了できます。
obdiagの特徴
obdiagには以下の特徴があります:
クラスタ一括チェック:obdiagはコマンドラインベースでワンクリックでのクラスタ巡回検査をサポートし、既存または将来クラスタに異常を引き起こす可能性のある原因を分析し、運用保守の提案を行います。
情報一括収集:obdiagはコマンドラインベースでワンクリックで、各ノードに分散している診断情報を収集し、obdiagマシンにパッケージとして送り返します。
ワンクリック診断分析:obdiagはコマンドラインベースでワンクリックで、OceanBaseのログを分析し、発生したエラー情報を特定することができます。また、trace.logに基づくワンクリックでのエンドツーエンド・トレースもサポートしています。
obdiagのバージョンリリース履歴
詳細については、OceanBase敏捷診断ツールリリースノートを参照してください。
obdiagドキュメント
OceanBase診断ツールの詳細な説明と使用ガイドについては、OceanBase敏捷診断ツールドキュメントを参照してください。