ASHの概要
ASH(Active Session History)は、データベース内のすべてのアクティブセッション情報を記録するための診断ツールです。 ASHレポート(OceanBase Active Session History Report)は、瞬時に発生した異常を特定できる分析レポートであり、パフォーマンスレポートと比較してより細かい粒度の診断情報を提供します。一般的なパフォーマンスレポートは時間単位のスナップショット情報をカバーしており、診断の粒度はセッションレベルまで深く掘り下げることができません。そのため、パフォーマンスレポートからは一部の瞬間的なジッター情報の詳細な実行内容を得ることが難しい場合があります。このような問題を解決するために、セッションレベルの細かい粒度の診断情報を提供するASHレポートを利用することができます。
適用シナリオ
ASHレポートは、瞬時に発生する異常の診断に使用されます。通常、以下のシナリオでの特定が可能です:
- 数分間続く瞬間的なパフォーマンス問題。
- 時間、セッション、モジュール、操作、またはSQL文など、さまざまな次元におけるパフォーマンス問題。
このレポートを通じて、過去の診断期間内にデータベースリソースを多く消費したSQLや、OceanBaseクラスタの履歴セッションの実行詳細などの情報を把握できます。これらの情報をもとにSQLを最適化することで、SQLの実行効率を向上させることができます。