データの安全性と高可用性を確保するために、各ログストリームのデータは物理的に複数のコピーとして保存されます。これらのコピーをログストリームのレプリカと呼びます。各レプリカには、ディスク上に保存されるTabletの静的データ(SSTable)、メモリ上に保存されるTabletの増分データ(MemTable)、およびトランザクションを記録したログという3種類の主要なデータが含まれます。保存されるデータの種類によって、レプリカにはいくつかの異なるタイプがあり、それぞれがデータの安全性、パフォーマンスのスケーラビリティ、可用性、コストなどの観点から、さまざまな業務ニーズに対応します。
OceanBaseデータベースV4.x系では、以下のタイプのレプリカがサポートされています:
フル機能レプリカ(FULL/F)
フル機能レプリカはPaxosレプリカと呼ばれ、このタイプのレプリカはPaxosメンバーグループを構成し、選挙投票に参加できます。
読み取り専用レプリカ(READONLY/R)
V4.x系では、OceanBaseデータベースはV4.2.0以降で読み取り専用レプリカをサポートしています。読み取り専用レプリカは非Paxosレプリカであり、このタイプのレプリカはPaxosメンバーグループを構成できず、選挙投票にも参加しません。
カラムストアレプリカ(COLUMNSTORE/C)
V4.x系では、OceanBaseデータベースはV4.3.3以降でカラムストアレプリカをサポートしています。カラムストアレプリカは読み取り専用レプリカと同様に非Paxosレプリカであり、このタイプのレプリカもPaxosメンバーグループを構成できず、選挙投票にも参加しません。
レプリカタイプのプロパティ
現在、レプリカタイプと配置ローカリティを指定する構文は以下のとおりです:
LOCALITY='F{1}@z1,F@z2,R{1}@z3,C{1}@z4,F@z5'
上記の構文において、F{1}@z1、R{1}@z3、C{1}@z4 の表記は F@z1、R@z3、C@z4 と同等であり、角括弧内の数字は1のみとなります。