OceanBaseデータベースでは、Enterprise EditionとCommunity Editionの2つのバージョンを提供しています。
OceanBaseデータベースEnterprise Edition:一般的なハードウェア上でも、金融業界が求める高可用性を実現します。業界初の「3リージョン・5データセンター」アーキテクチャにより、都市レベルでの自動ディザスタリカバリを損失なく実現し、TPC-Cベンチマークで新記録を達成しました。単一クラスタで1,500ノードを超える規模にも対応可能で、クラウドネイティブ、強い整合性、そしてOracleやMySQLとの高い互換性を誇ります。
OceanBaseデータベースCommunity Edition:分散アーキテクチャをネイティブに採用し、集中型と分散型の両方に対応する統合データベースです。MySQLとの高い互換性を持っています。金融業界で求められるレベルの高可用性、透過的なスケールアウト、分散トランザクション、マルチテナントといった、エンタープライズ向けの機能を備えています。データベースカーネルはオープンソースとして公開されています。オープンなインターフェースと豊富なエコシステムにより、企業や個人開発者がビジネスニーズに合わせて柔軟にカスタマイズことができます。
本記事では、主にOceanBaseのEnterprise EditionとCommunity Editionをデプロイする方法と適用シナリオについて説明します。
デプロイの方法
OceanBase Enterprise Edition:
- OCPによるOceanBaseクラスタのデプロイ
- obdによるOceanBaseクラスタのデプロイ
- コマンドラインによるOceanBaseクラスタのデプロイ
OceanBase Community Edition:
- obdによるOceanBaseクラスタのデプロイ
- OCPによるOceanBaseクラスタのデプロイ
- DockerイメージによるOceanBaseクラスタのデプロイ
- Kubernetes環境におけるob-operatorを使用したOceanBaseクラスタのデプロイ
適用シナリオ
OceanBase Enterprise Edition:
本番環境では、OCPによるOceanBaseクラスタのデプロイを推奨します。具体的な操作手順については、OCPによる3レプリカOceanBaseクラスタのデプロイを参照してください。
本番環境以外では、コマンドラインによるOceanBaseクラスタのデプロイができます。具体的な操作手順については、コマンドラインによる3レプリカOceanBaseクラスタのデプロイを参照してください。
OceanBase Community Edition:
ネイティブサポートされていないOS(macOSやWindowsなど)で手軽に試用されたい場合は、Dockerイメージをによるデプロイを推奨します。具体的な操作手順は、OceanBaseデータベースコンテナ環境のデプロイを参照してください。
ネイティブサポートされているOS(Linux系OS。詳細はサポート対象OSリストをご覧ください)で手軽に試用されたい場合は、obdを使用したデプロイを推奨します。
本番環境では、obdによる標準的なデプロイを推奨します。具体的な操作手順は、obdグラフィカルインターフェースを使用したOceanBaseクラスタのデプロイを参照してください。
Kubernetes環境では、ob-operatorによるデプロイを推奨します。具体的な操作手順は、KubernetesクラスタへのOceanBase データベースのデプロイを参照してください。
関連ドキュメント
- OceanBase Enterprise Edition のデプロイプロセスの詳細については、デプロイのプロセスを参照してください。
- OceanBase Community Edition のデプロイに関する情報は、OceanBase データベース Community Edition デプロイの概要を参照してください。
- obd に関する情報は、obd とはを参照してください。